観葉植物育てやすさ: ふつう

ディフェンバキア

Dumb cane / Dieffenbachia spp.

別名・品種: ディフェンバッキア、シロガスリソウ、カミーラ、トロピックスノー、ダンブケーン

クリーム色や白の斑が入った大きな葉が涼しげな観葉植物。明るい日陰を好み、寒さと乾燥に少し気をつければ扱いやすい一鉢です。樹液に刺激があるので置き場所には注意を。

カテゴリ
観葉植物
育てやすさ
ふつう
日当たり
明るい日陰。直射日光は避ける
水やり
土の表面が乾いたらたっぷり。冬は控えめに
耐えられる寒さ
10℃以上(冬は室内へ)
大きさの目安
卓上サイズ〜1.5m程度
原産地
熱帯アメリカ
出回り時期
4〜10月

気をつけたいこと
樹液にシュウ酸カルシウムを含み、口に入れると口内や喉が腫れて痛むことがあります。切り戻しや植え替えのときは手袋を使い、樹液に触れたら手を洗ってください。小さなお子さんやペットが葉をかじらない場所に置くと安心です。

どんな植物か

ディフェンバキアは、クリーム色や白のはっきりした斑が入った大きな葉が魅力の観葉植物です。緑と白のコントラストが明るく、部屋の中でも軽やかに見えるのが人気の理由です。熱帯アメリカ生まれで、暖かく明るい環境を好みます。

成長はほどよく早く、うまく育つと葉が次々に展開してボリュームが出てきます。ただし寒さと直射日光には弱いところがあるので、そのあたりを押さえておくと長く付き合いやすい植物です。

置き場所

好むのは「明るい日陰」です。レースのカーテン越しの光が入る窓辺くらいがちょうどよく、真夏の直射日光に当てると葉が焼けて白っぽく傷むことがあります。逆に暗すぎると斑がぼやけたり、茎がひょろっと間延び(徒長)しやすくなります。

山陰の松江は、冬になると曇りや雨の日が続いて日照が少なくなります。冬の間は無理に強い光を求めなくても大丈夫ですが、できるだけ明るい窓辺に寄せてあげてください。日照不足が続くと新しい葉が小さくなったり、葉色が薄くなることがあります。

エアコンの風が直接当たる場所は乾燥して葉先が傷みやすいので避けてください。

水やり

春から秋の生育期は、土の表面が乾いたらたっぷり与えます。鉢底から水が流れ出るくらいやって、受け皿にたまった水は捨ててください。ディフェンバキアは水を好みますが、いつも土が湿ったままだと根が傷みやすい面もあるので、「乾いたらやる」のメリハリが大事です。

冬は成長がゆるやかになるので、水やりは控えめにします。表面が乾いてから数日おいてもよいくらいです。山陰の冬は室内でも多湿になりがちで、そこに水のやりすぎが重なると根腐れの原因になります。とくに気温が下がる時期は、湿った土を長く放置しないよう気をつけてください。

葉が大きく乾燥を嫌うので、霧吹きで葉水をしてあげると葉先の傷みやハダニの予防になります。

山陰の気候で気をつけたいこと

松江の夏は高温多湿です。ディフェンバキアは暑さ自体には比較的強いのですが、風通しの悪い蒸れた環境が続くと下葉が黄ばんで落ちたり、病気が出やすくなります。夏は時々窓を開けたり、扇風機やサーキュレーターで空気を動かしてあげると調子を保ちやすいです。

冬は寒さが最大の弱点です。10℃を下回ると弱りはじめ、5℃前後になると葉がぐったりして傷むことがあります。松江の冬は窓際が思った以上に冷え込むので、夜は窓から少し離した室内の暖かい場所に移すのがおすすめです。冷えと多湿が重なる時期は水やりを絞ることも忘れずに。

つまずきやすいポイント

よくある相談が「下葉が次々に落ちて幹だけになってしまう」というものです。原因はいくつか考えられますが、水のやりすぎによる根の傷み、冬の冷え、日照不足あたりが多い印象です。まずは置き場所と水やりを見直してみてください。

もし茎が長く伸びて下がスカスカになってしまったら、思い切って切り戻すこともできます。切った上部は挿し木で、残った幹も脇から新芽が出てくることがあります。ただしこのとき出る樹液には刺激があるので、必ず手袋をして作業してください。

もう一つ、葉の斑がぼやけて緑一色に近づいてきた場合は、光が足りていないサインのことが多いです。もう少し明るい場所へ移すと斑が戻ってくることがあります。

品種による違い

ディフェンバキアには「カミーラ」「トロピックスノー」など多くの品種があり、斑の入り方や葉色、大きさに幅があります。白の面積が広くコンパクトにまとまるタイプもあれば、大きな葉でぐんぐん育つタイプもあります。見た目の印象は品種でかなり変わりますが、基本の育て方(明るい日陰・乾いたら水やり・寒さと蒸れに注意)はどれもほぼ共通です。まずは気に入った葉柄で選んでいただいて大丈夫です。

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